囲炉裏のあった部屋の部分を復元しています。今、つくっている木の家との違いは木の色くらいかも知れません。今回は新しい部材を加えましたが、その木材には古色を探して塗装しています。古河の方の会社だったと思いますが、炭、弁柄、柿渋などを調合した塗料と聞いています。多少木目などで古材とは違って見えますが、色調は合っています。
会津から丸ごと材は運んだのですが、残念ながらほとんどを処分する事になってしまい、小屋部分と居間部分だけ使うことになりました。何せ大きな曲がり屋でしたので、用意した敷地が300坪程度だったのですが、それが変更になり40坪強程度の敷地に建つ住宅で、出来る限り採用した・・・そんな古民家移築になってしまいました。それでも迫力は十分です。
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